-がんの治療サイト/がんの治療ガイド-


トップページの目次

1.がんの原因

2.がんの対策

3.がんに効果効能があるサプリメント

4.サプリメント以外での予防改善

5.がんに関係する治療法

6.がんの疼痛ケアに処方される漢方薬


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がんの原因

がんは特別な遺伝子が、異常を起こす事が原因です。特別な遺伝子とはプロトオンコ遺伝子(細胞の増殖を促進させる)とがん抑制遺伝子のことですが、この2つの遺伝子が両方異常を起こす事により細胞が、がん化します。遺伝子にダメージを与えて異常を起こさせる物質を、発がん物質と呼びその代表的物質は活性酸素です。

がんは遺伝子異常が原因であることは確かですが、その異常発生は遺伝的要因が約30%、外的要因が約70%です。

がんの遺伝的要因とは両親から受け継いだ遺伝子を意味します。

がんの外的要因は、食事や紫外線、喫煙、ストレス、過労などです。食事では脂肪が多く食物繊維が少ない欧米型の食事が増えたことで、大腸がんの発生が昔より増加しました。紫外線や喫煙では活性酸素が大量に発生します。過労やストレスは免疫力を低下させます。

がんの対策

がん予防対策としては、活性酸素を分解し消去する抗酸化剤を摂り、免疫力を高め、栄養面では脂肪を減らし食物繊維を増やすことがポイントになります。

がんの予防サプリメント

抗酸化剤または抗酸化剤を含んだサプリメント

OPC(オリゴメトリック・プロアントシアニジン)

αーリポ酸

コエンザイムQ10

セレン

ビタミンA(β-カロテン、レチノール)

ビタミンC

ビタミンE

マリアアザミ

その他

食物繊維

スプラウト

マイタケ

ローヤルゼリー

イソフラボン(大豆イソフラボン)

葉酸

●サプリメント選びのワンポイント・アドバイス

  • マイタケなどのキノコ類は、有効成分βーグルカンを含み免疫力を高めます。
  • 食物繊維は腸内の有害物質を体内から排出して大腸がんを防ぎます。
  • スプラウトは発ガン物質を細胞に侵入するのを防ぎ、体内の解毒酵素を活性する働きがあります。
  • ローヤルゼリーは免疫力を高めガンを予防して老化を防ぐ効果があります。
  • イソフラボンは乳がんや前立腺がんなどの、性ホルモンに関するがんを予防します。
  • 葉酸は活性酸素によって傷ついたDNAを修復する作用があるので、がんの予防に役立ちます。

サプリメント以外での予防改善

食事面では脂肪や塩分を控えて、食物繊維を多く含んだ野菜や果物を多く取り入れたバランスのいい食事を摂ってください。

生活面では適度な運動をしてストレスをためない様に休養をとり、タバコを吸う人はなるべく禁煙を心掛け、飲酒は適度に具体的には日本酒は1日1合ビールは大ビン1本程度です。

がんに関係する治療法

●胃がん腸がん

ピロリ菌による「萎縮性胃炎」「胃がん」などのリスク

早期胃がんの切開はく離法

大腸がんの最新治療「内視鏡的粘膜下層はく離術」(ESD)

大腸がんの分子標的薬による「個別化治療」

進行性大腸がんの分子標的薬アバスチン

●肝臓がん

肝臓がんのラジオ波治療

超音波内視鏡(EUS)による膵臓がん検査と治療

腎臓がんの分子標的薬

●子宮がん

子宮がんの広汎(こうはん)子宮頸部摘出術

子宮頸がんのHPVワクチン

卵巣がんの新治療薬「ドキシル」(一般名ドキソルビシン塩酸塩)

●乳がん

「乳がん内視鏡手術」による乳房の温存

乳がんのセンチネルリンパ節生検

おとなしい性質の「非浸潤性乳管がん」

●脳腫瘍

脳腫瘍の放射線治療「サイバーナイフ」

脳腫瘍(しゅよう)の「覚醒手術」

脳腫瘍のMRI手術

●肺がん

早期肺がんの放射線治療「動体追跡照射」

肺がんの胸腔鏡(きょうくうきょう)手術

肺がんの治療薬「イレッサ」

●前立腺がん

前立腺がんの待機療法(無治療経過観察)

前立腺がんの超音波治療法HIFU(高密度焦点式超音波法)

手術用ロボット「ダビンチ」による前立腺がん治療

●膀胱がん

膀胱がんの動注化学・放射線治療併用による膀胱温存療法

膀胱がん体内に膀胱再建

腎臓がんの分子標的薬

●皮膚がん

メラノーマ(皮膚がん)のダーモスコープ検査

皮膚がんに進行する日光角化症(にっこうかくかしょう)

●骨のがん

骨への転移がん進行を抑制する「ビスフォスフォネート製剤」

骨肉腫の「抗がん剤とカフエインの併用治療」

多発骨転移がんの痛み 放射性の薬で効果持続

●白血病

白血病の治療「臍帯血移植」「末梢血移植」

白血病の治療薬「ゲムツズマブオゾガマイシン」

悪性リンパ腫の新薬

●がん免疫細胞療法

がんの免疫細胞療法

がんペプチドワクチン療法(免疫細胞療法)

●がんの放射線治療

がん放射線治療「トモセラピー」

最新の放射線治療「重粒子線と陽子線」

舌がん治療の「小線源組織内照射」

がん細胞だけを破壊する「ホウ素中性子捕捉療法」

●がんの疼痛ケア

がんの脊髄鎮痛法

フェンタニル・パッチによるがん疾痛(とうつう)治療法

抗がん剤の副作用「吐き気・嘔吐」を抑える薬

がんの症状を緩和する漢方薬

●その他

PETによるがん検査の信頼性

がんの凍結療法

がん治療前の不妊対策「ガラス化法」と「放射線遮断」

頭頸部進行がんへの超選択的抗がん剤動注と放射線の併用療法


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がんの疼痛ケアに処方される漢方薬

全身症状の改善には、「十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)」「補中益気湯(ほちゅうえっきとう)」「人参養栄湯(にんじんようえいとう)」のいずれかを処方します。

最もよく使うのは十全大補湯で、不眠や不安など精神症状が強ければ補中益気湯、また肺転移や肺炎などによるせきや息苦しさがあれば人参養栄湯を選びます。

抗がん剤の副作用で起きる手足のしびれには「牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)」など、乳がんのホルモン治療や、子宮・卵巣がんの手術で卵巣を取った後に起きるほてりには「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」「加味逍遥散(かみしょうようさん)」など。

のどや耳下腺がんなどの放射線治療の後遺症で、だえきが出ず、口が渇く症状には「麦門冬湯(ばくもんどうとう)」などを使います。

加味逍遙散(かみしょうようさん)

桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)

牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)

十全大補湯(じゅうぜんだいほとう)

人参養栄湯(にんじんようえいとう)

麦門冬湯(ばくもんどうとう)

補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

漢方薬の解説


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